ジョギングで腰痛になる原因とは?

健康な体を手に入れるために
ジョギングを始めたのに
ジョギングをすると腰が痛くなるなんて
こんなに悲しいことはありませんよね?

では、なぜジョギングすると
腰が痛くなってしまうんでしょうか?

結論から先にお話しすると
原因は「お腹の硬さ」にあります。

ここであなたは
「なぜ腰が痛いのに
お腹の硬さが原因なの?」
と思われたかもしれませんね。

そうなんです。

ジョギングすることで腰に痛みが出る方は
お腹が硬いことで
胸の動きが硬くなっていて
それによって腰椎に過度な負担を
かけてしまってます。

これは、多くのランナーを治療してきた
治療家としての立場からも断言できます。

では
なぜお腹は硬くなるのでしょうか?

詳しい原因はそれこそ人の数ほどありますが
あえて2つに分けるとすると・・・

①普段の呼吸が浅い、もしくは口呼吸になっている
②日頃から過度なストレスを抱えている

などが挙げられます。

まず①の
「普段の呼吸が浅い、もしくは口呼吸になっている」
についてお話ししていきます。

呼吸が浅い、もしくは
口呼吸になっている方の特徴として
「肩で息をしている」ということが挙げられます。

「肩で息をする」

あなたはこの呼吸の仕方について
どんな印象をお持ちでしょうか?

少なくとも
「あまり良くない呼吸」ということはわかりますよね?

マラソン中継でもよく
「この選手は肩で息をし始めましたね。
少しキツそうです」
と解説されたりしますが
肩で息をすることは
選手の不調を意味します。

では、肩で息をし始めると
なぜ腰が痛くなるんでしょうか?

それは
肩や首の筋肉を過度に緊張させることによって
「胸郭」の動きが硬くなるからです。
それによってお腹も硬くなってしまい
それによってさらに
胸郭の動きも硬くなってしまうという
「負のスパイラル」に陥ってしまいます。

ちなみに「胸郭」とは
胸骨・鎖骨・肋骨・胸椎で形成する「かご」のこと。

この「胸郭」の動きが硬くなることによって
腰椎に過度なストレスがかかってしまうんです。

また
胸郭の動きに左右差が出てしまうと
それが骨盤のアンバランスも引き起こしてしまいます。

ですのでまずは
お腹の硬さを改善しつつ
鼻呼吸の習慣を身につける必要があるんです

しかし
普段から口呼吸が習慣になっている方は
走るときに鼻呼吸をしようとしても
なかなかうまくいきません。

もちろん
アレルギーなどの鼻炎になっているから
ということもあるかもしれませんが
もしそうであれば今すぐ耳鼻科に行って
鼻の治療をすべきです。

鼻の治療をし
適切に鼻呼吸ができるようにあれば
あなたの腰痛は改善するかもしれません。

それくらい
鼻呼吸と腰痛の関係は深いのです。
軽く考えてはいけません。

次に②の
「日頃から過度なストレスを抱えている」について。

これも結局は①の
「呼吸が浅い」ということに繋がるんですが
過度なストレスによってお腹が硬くなり
姿勢が崩れてしまうことで
腰へのストレスが増大してしまうのです。

例えば、日本語にはこんな言葉があります。

「腹が立つ」
「はらわたが煮え繰り返る」
「腹に据えかねる」
エトセトラ・・・

「ストレス」と「腹」は密接に繋がることを
先人たちは気づいていたのです。

ではこの場合
どのようにして対処すればいいんでしょうか?

それは
思い切り「吐き出す」ことです

ストレスを腹の中に溜め込まず
息とともに全て吐き出すこと。
これに尽きます。

しかしもちろん
これは「言葉」に出す必要はありません。

「愚痴を吐く」というのとは微妙に違います。

むしろ
ネガティブなことを口にすることで
自分自身がネガティブな方向に
引っ張られてしまうということもあります。

このとき大事なのは
「頭の中を空っぽにして
息を吐き出すことだけに集中する」
ということです。

頭の中に浮かんで来る
イライラの根源となる「ヒト」や「コト」のことは
一旦頭から追い出し
まずは自分の息だけに集中するんです。

そのためには
座禅を組んで呼吸に集中するもよし
何も考えられないくらいのペースで
ハードワークするのもよし。

まずは
頭の中で浮かんでは消える雑念を
「息をすること」によって追い出すわけですね。

不思議なことに
それだけでも腰痛がなくなる方が
たくさんいらっしゃいます。

それだけストレスと腰痛は
密接に繋がっているというわけですね。

ここに挙げた2つの原因は
僕が臨床で治療をするときに
よく遭遇するものですが
それ以外にも

・冷たいものを飲みすぎている
・足首に捻挫癖がある
・股関節が硬い
・柔らかいマットで寝ている

などなど、みなさんそれぞれで
原因は複雑に絡み合っています。

これらの原因については
また今後別の記事でお話ししていきます。

ただ、どんな原因があったとしても
「お腹が硬くなる」という現実が
必ず存在しています。

なので
腰痛があるからといってくれぐれも
「腹筋運動をすれば改善する」などといった
短絡的な考えは持たないようにしましょう。

逆に
腰痛で受信した整形外科のドクターが
「腹筋運動をするように」という指導をするようであれば
必ずセカンドオピニオンを選択しましょう。

あなたの腰痛が
1日も早く改善しますように!