ダイエットに効果的なLSDについて

ここでは
ランニングに効果的な練習方法として
「ロングスローディスタンス(LSD)」
についてお話していきます。

LSDとはその名の通り
「ゆっくり長い距離を走る」というものです。

ゆっくり長い距離を走ることで
深い呼吸をしながら
体脂肪の燃焼を促進する
という練習方法なんですね。

ではなぜこのLSDが
体脂肪の燃焼を促進するんでしょうか?

その理由を3つに分けて
説明していきます。

できるだけ噛み砕いて
わかりやすく説明していきますので
最後までお付き合いください。

まず一つ目の理由。

ゆっくり走ることによって
心拍数を上げすぎることがないので
効果的に体脂肪を
燃焼させることができるんです。

ここで一つだけ頭に入れておきたいのが
僕たちは走る際に
「脂質」と「糖質」を使い分けている
ということ。

「ダイエット」ということであれば
いかに「脂質」を上手に使えるか?
ここがポイントになってきますよね?

では、どうすればこの「脂質」を
上手に活用できるか?
それが心拍数を上げすぎないこと、なんです。

心拍数が上がりすぎると
脂質よりも糖質の方が使われるようになってしまい
せっかく走っているのに
体脂肪を燃やせていない
ということになってしまうんです。

それってものすごく勿体無いですよね。

というわけで
「ゆっくり走った方がダイエットに効果的」
ということは理解していただいたと思うんですけど
ここであなたは一つ
疑問を感じられたかもしれません。

「ゆっくり走ればいいというのはわかったけど
どれくらいゆっくり走ればいいの?」

はい、確かに走力によって
どれくらいのペースが「ゆっくり」か
違ってきますよね。

そこで、指標にしていただきたいのが
「自覚的運動強度(RPE)」です。

「LSDをするときの最適な指標」
と検索すると、たいていは
「心拍数」を指標にすることを推奨しています。

もちろん、それはそれでいいんですが
心拍数を計測するためのウォッチや機器を
購入する必要が出てきてしまいます。

なので僕がオススメするのは
「息が弾まない程度の運動強度で走る」
これです。

これであれば
ウォッチで心拍数を計測する必要もないし
チラチラとウォッチをチェックする必要もありません。

あなたの感覚で
息が弾まない程度の運動強度で走ってみましょう。

もし歩くだけでも息が弾んでしまうようであれば
歩くだけでも構いません。

大事なのは
脂質をエネルギー源のメインにして
運動をすることです。

次に、二つ目の理由です。

二つ目の理由とは
「長い時間動き続けるから」です

一つ目の理由として挙げたように
「ゆっくり」動き続けることが必要なんですが
「ゆっくり」動くことによって
運動の継続時間を増やすことができます。

すると脂質をエネルギー源として
活用する時間が長くなるので
それだけ体脂肪を落とすことができる
というわけですね。

しかし、いくらゆっくりとはいえ
運動継続時間が伸びれば
それだけ脚の筋肉を使うことになります。

ということは、脚に過度な負担を
かけるような走り方になっていると
アキレス腱や膝を痛めてしまいかねません。

もちろんペースはゆっくりなので
ハイペースで走るようなトレーニングと比べたら
怪我のリスクはかなり下げることができます。

ただ、LSDに取り組んで
膝が痛くなってしまったせいで走らなくなり
結果、体重が増えてしまっては
元も子もありません。

脚に負担をかけない走りを身につけながら
できる限り長い時間を走り続けてみましょう。

慣れるまでは1時間程度
慣れてきたら2時間、3時間
山の中や森の中、海沿いなど
自然を満喫しながら
ピクニック気分で動き続けてみましょう。

そして、最後に三つ目の理由をお話します。

三つ目の理由とは
「深い呼吸を続けることができるから」です。

あなたも「有酸素運動」という言葉を
聞いたことがあるかもしれませんね。

有酸素運動とはその名の通り
体の中に酸素を取り込むことよる
脂質をエネルギー源にした運動のことです。
(厳密には「乳酸」もエネルギー源にしますが
この件にはまた別の記事で触れます)

楽に呼吸ができる状態で走り続ける「LSD」は
まさにこの「有酸素運動」になります。

しかも、ペースが速い時と比べると
深く呼吸をしながら運動ができるわけです。

それによって
脂質をエネルギー源にしやすい体になり
走っている時だけではなく
日常の生活をしているだけでも
脂肪を燃焼しやすい体に変身できます。

そのためにも大事にしていただきたいのが
「呼気の深さ」と「呼吸のリズム」です。

「有酸素運動」という呼び名のせいか
どうしても「吸気」の方に意識が傾いてしまいがち。

しかし大事なのは「呼気」の方です。

呼気が浅くて最後まで吐ききれず
肺の中に息が残ったままだと
入ってくる呼気も浅くなってしまいます。

そうすると
せっかくゆっくり走っても
そしてせっかく長い時間運動し続けても
効果が半減してしまうんです。

それってめっちゃ勿体無いですよね?

なので、まずは呼気を大事にして
できるだけ息を吐き切るようにしてみましょう。

そしてもう一つ。呼吸のリズムについて。

ここでお話したいのは
「『すっすっ、はっはっ』のリズムにしよう!」
ということではありません。

大事なのは
「呼吸のリズムを滞らせないこと」です。

ゆっくりペースだと
いろんなことを考えながら走る余裕が生まれます。

それ自体は悪いことでもなんでもないんですが
そういう余裕があるが故に
仕事でうまくいかなかったことや
人間関係でうまくいかなかったこと
などなど、ネガティブなことが
どんどん頭の中に侵入してきます。

そうなると
先にも先にも挙げましたが
まず呼気が浅くなってしまうだけでなく
呼吸のリズムも滞ってしまうんですね。

こうなってしまうと
さらにLSDの効果が薄れてしまいますし
走ってても気持ちよくありません。

ですので
もし何かしらの雑念が頭の中に入り込もうとしたら
口を閉じ、鼻でできるだけ長く息を吐き出し
そして鼻で息を吸う。

この鼻での呼吸を
20回、繰り返してみましょう。

調子が悪い時は
10回くらい繰り返したところで
雑念の侵入を許してしまい
息のリズムが滞っているはずです。

そんな場合もめげずに
まずは20回、鼻での呼吸を繰り返してみましょう。

20回も繰り返すことができれば
呼吸のリズムは整ってくるはずです。

というわけで・・・

今回は
「ダイエットに効果的なLSDとは?」
という内容についてお話してきました。

ぜひとも今度の週末に
いつもよりも少しだけ時間を確保して
LSD、やってみませんか?